兵庫県の淡路島で「ワールドシェフ王料理大会」を開催!その様子をレポート!

このエントリーをはてなブックマークに追加

2022.11.25大阪

イベント

2022年11月12日・13日に、兵庫県の淡路島で「ワールドシェフ王料理大会」が開催されました。

コロナ渦の影響で久しぶりの復活となったこのイベントに、さまざまな国や地域のシェフ11人が集結!

1.png

食を通じたウェルビーイング(心身と社会が健康な状態)をテーマとして腕を競う大会に、バンタンの生徒たちがサポートスタッフとして参加しました。

今回のイベントでは「ウェルビーイング美食フェスティバル」も開催。

イギリスの料理誌で2002年から毎年発表されている「世界のベストレストラン50」を受賞したシェフによる料理が味わえるブースも揃います。

ほかにも地元淡路島をはじめ、地場産の野菜や調味料、地酒などが購入できる「つながるマルシェ」コーナーも充実!

盛りだくさんの内容です。

淡路島にやって来たのは20名の生徒たち。

大会に出場するシェフや美食フェスティバルで料理を提供するシェフの調理・接客をサポートするほか、大会会場で審査員に料理を配膳するなどの運営補助も行います。

みなさんやる気満々です!

3.png

 

陽気な外国人シェフや経験豊富な話題店のシェフたちと、和やかな雰囲気で作業に取りかかります。

チームワークを発揮して、頑張ってください!

4.png

 

大会のテーマになっている「ウェルビーイング」は、SDGsに続いて注目されているキーワ ードです。

フードロス削減や温暖化対策などの「地球の健康」と、安心な食材や高齢化に配慮した食のあり方などを意識した「人の健康」について考え、取り組みを行おうというもの。

大会の審査基準も健康が重要なポイントです!

 

審査員はテレビでもおなじみの服部幸鷹さんや、日本人で初めてミシュランの星を獲得した中村勝宏さんなど、豪華な顔ぶれ!

食のプロフェッショナルの方々を間近にして、生徒たちもおおいに刺激されたようです。

 

5.png

 

大会会場ではエントリー料理が審査員に提供され、シェフから料理についてのプレゼンが披露されます。

6.png

会場の舞台裏では時間との勝負!

最高のタイミングで審査員に料理を味わってもらうために走り回るシェフと、必死でサポートする生徒たちが印象的でした。

7.png

 

エントリーしている国の料理は、ポーランド、ジョージア、イギリス、ウクライナ、スペイン、日本、タイ、アルジェリア、モロッコ、メキシコ、ペルーと、実に国際色豊か!

祖国の食材のかわりに淡路島産ものを使った料理、魚介類やスパイスがアクセントの異国情緒あふれる料理、そして体にやさしい野菜や豆類を取り入れた料理など、とても多彩です。

結果発表を待ちつつ、シェフや生徒たちはそれぞれの厨房に戻ってお客さまにお料理を提供します。

大会の審査結果は、当日料理を味わったお客さまの投票によっても左右されるのです。

生徒たちの接客や調理にも力が入りますね!

 

8.png

忙しく働く合間には、大会エントリー料理などを味わった生徒たち。

少し手を休めてほっとひと息つける瞬間ですね!

9.png

お皿やスプーンなどの容器はサトウキビの絞りカスを使っていたり、ゴミも分別して捨てられるようにスペースが設置されていたりなど、環境に配慮した取り組みも印象的でした。

さて、審査を経ていよいよ結果発表!

サステナブル賞、健康美食賞など、みごと賞に輝いたシェフの名前が発表されていきます。

トロフィーや賞状とあわせて送られる副賞の中には、淡路島玉ねぎ1年分も!

ご当地感たっぷりですね。

10.png

そして最後に発表されたWellBeing(ウェルビーイング)賞は、モロッコ大使館公邸料理人・ チャディアカメルシェフが受賞!

 

11.png

 

カメルシェフをサポートしていた生徒たちも祈りながら結果発表を見守り、受賞が決まった瞬間は大喜び!

12.png

「学生さんの頼もしいサポートがなければ受賞できませんでした。とてもうれしいです!」 と語ってくれました。

生徒のきびきびとした働きと、元気な笑顔がシェフの力になりましたね。

おめでとうございます!

 

そして、健康美食賞を受賞したポルトガル料理・岡崎シェフをサポートしたバンタン生の西 尾寧音(ねねさん)は、イベント1日目に行われた学生で競うユースシェフ王料理大会で準優勝に輝いています!

ダブルでうれしい結果となりましたね。

13.png

西尾さんは「優勝できなかったので少し悔しいですが、当日の調理の段取りにミスがなかっ たので良い結果につながったと思います」と自己分析してくれました。

一方、岡崎シェフは「学生さんの存在がとても刺激になりました。またいつでも淡路島に来てください!」と話してくれました。

淡路島の解放感あふれる雰囲気と、料理大会のピリリとした空気感、そしてシェフたちの熱い想いと卓越 した手腕を肌で感じた生徒たち。

 

14.png

何にも代えがたい貴重な経験となりましたね!

食から広がるさまざまな人とのつながりや、健康についても考えるよいきっかけになったことでしょう。

15.png

生徒さんたちのフレッシュな活躍と、料理と真摯に向き合う姿がとても素敵でした !

16.png

次の記事を見る

前の記事を見る

よくある質問

オープンキャンパス2018

Instagramバナー

TikTok

イベント情報