【スプリングセミナー】人気YouTubeチャンネル「NekonoME cafe」ネコノメさん&「chou à la crème Capri」オーナーパティシエ角島さんによる「春色スイーツ」体験授業!

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2023.04.03東京

イベント

桜の季節になり新年度が始まると、進路選びも本格化してくる4月。

レコールバンタンでは、いよいよ4月1日からAO入試出願受付を開始しました。

 

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レコールバンタンでは、新高校3年生のみなさんのための春のオープンキャンパス「スプリングセミナー」を開催しており、毎年多くの参加者で大盛況のイベントになっています。

 

今年のスプリングセミナーでは、お菓子作りが好きな中高生に絶大な人気を誇るYoutubeチャンネル「NekonoME cafe」のネコノメさんと、レコールバンタン卒業生でシュークリーム専門店「chou à la crème Capri」オーナーパティシエとして活躍中の角島さんを迎え、春色のマカロンケーキの体験授業を行いました。

 

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「今日はマカロンのケーキを作ります。初めての方も楽しんでくれたらいいなと思います!」と角島さん。

 

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ネコノメさんからも、「二人とも、それぞれ自分でお店をしています。相談にも乗りますので、聞きたいことがあればぜひ聞いてくださいね!」と、二人からの挨拶から実習がスタート。

まずは、実際に参加者のみなさんに作り方を見てもらうために、ネコノメさんによるデモンストレーション(実演)に入ります。

 

<1. マカロンコック(上下の生地)をつくる>

① ボウルに卵白を入れ、グラニュー糖を1/3ずつ入れ、メレンゲを泡立てていきます。

  「ツノがたつくらいまで、混ぜていきます」。ここに着色料を加えます。

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② ふるったアーモンドパウダーと粉糖を、1/3ずつ(2)に入れ、底からすくうようにゴムベラで混ぜていきます。

 「この作業を『マカロナージュ』と呼びます。みんなにもやってもらうので、この工程をよく見ておいて!」

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③ 全体を均一に混ぜたら、砂糖が浮き出て正面が少しツヤっとしてきたらOK!

 「この見極めが難しいです。何回混ぜたらいい、とかではないので状態を見て」。

 しぼり袋に入れ直径6cmの円になるよう、天板の約1cm上から絞ります。

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④ このまま焼くと表面が割れてしまうので、室温に戻してからオーブンへ。オーブンによっても異なりますが、スクールのオーブンでは上160℃、下150℃で18分焼きます。

 

<2. ガナッシュクリームを仕込む>

⑤ 中にはさむのは「ガナッシュクリーム」。生クリーム、ホワイトチョコレート、バニラビーンズを混ぜたもの。

  バニラビーンズはサヤと種を両方温めてから使います。

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⑥ 冷蔵庫で固めた「ガナッシュクリーム」を、生地にしぼります。

  続いて、生クリームを泡立てた「クレームシャンティ」をしぼり、イチゴを飾り、上の生地をのせたら完成させます。

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<3. デモンストレーションが終われば、実践!>

いよいよ、参加されたみなさんも実際に「マカロナージュ」にチャレンジです。

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「マカロナージュ」が終わったグループは、クリームの「しぼり」にもチャレンジを進めていきます。

参加したみなさんをサポートするレコールバンタンの在校生の先輩たちからは、

「パティシエ専攻では、絞りの練習をたくさんするから上手くなるよ!」など、スクールライフや授業についてのお話も。

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――― 普段の授業は、どんな感じですか?

在校生「1人1製作だから技術が身につくと思います。ロールケーキは、丸々1本作ります!持って帰れるんだけれど、ひとりでは食べきれないときもあるので、別の専攻の友だちに声をかけて校舎で食べちゃうこともありますよ!」

 

<4. お待ちかねの試食をしながら、ネコノメさん&角島さんにインタビュー>

実習が終わって、それぞれ作ったケーキを試食の時間。

試食をしながら、業界の先輩であるお二人にお話をうかがいます。

 

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――― 今回は、なぜマカロンケーキを選ばれたんですか?

ネコノメさん「ピンクが春っぽくて可愛いから。また、家でマカロンを作る人も多いと思うんです。自分が専門学校に通っていたときも、家でマカロンの練習をしていました。でも学校では、何も練習していない風で『俺、マカロン作れるよ』と言っていましたね(笑)」

 

――― 「パティシエ」という職業を選んだキッカケは?

角島さん「お菓子を作ることに興味がありました。企業で商品開発を行うことにも興味がありましたが、お客さんに届ける商品を自分でつくりたいと思いパティシエになりました!」

ネコノメさん「専門学校出身ですが、実は入学前の段階では『絶対に、パティシエになってやるぜ!』という気持ちではなく、『友だちも進学するみたいだし楽しそう』という軽い動機でした。入学してお菓子作りをするとめちゃくちゃ面白くて。1年の半ばには、東京でパティシエをやりたいと思うようになりました。なるぞといって入ったタイプではないけれど、作ることが楽しいと感じたのがキッカケです!」

 

――― 今日のセミナーには、山梨や北海道からお越しくださった受講生もいます。東京で、製菓を学ぶメリットは?

ネコノメさん「やはり、こうしたイベントが豊富ですし、百貨店さんやお店の数も圧倒的に多いです。また、パティシエになるときも、僕のときは個人店、レストランかウエディングの3択でしたが、今はマルシェメインで出店したり、オンラインのお菓子屋さんだったり、色んな面白い業態があります。東京は、そういった働き方をするパティシエと出会える可能性が高く、刺激も多いですね」

 

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――― パティシエ同士で、交流を広げるにはどうしたらいい?

ネコノメさん「もともと角島さんのことは知っていました。レコールバンタンを卒業してから開業したことを知り、『すごいやつがおるな!』と」

角島さん「私もネコノメさんのことはSNSではお互いにフォローしていたので、知っていました」

ネコノメさん「職場の先輩・後輩の知り合いから、出会うケースもありますし、自分の仕事を発信しているパティシエも多いですもんね」

 

――― 製菓の進路に進むにあたり、「専門学校や、パティシエは辞める人多いのでは?」と心配されるケースもあるようです。ご自身の経験を交えて、アドバイスをお願いします。

角島さん「そうした声も聞きますが、パティシエになって私自身は心から良かったと思っています。心配だという声だけでなく、色々な声を聞いて自分で判断して。

自分が仕事する時間は人生の中ですごく長いです。パティシエの魅力は、たくさんの人に喜んでもらえて、お金をいただいて生活できること。お菓子作りが好きだなと思えている人なら、パティシエに向いていると思いますよ!」

ネコノメさん「入ってみないと分からないから、不安もあると思います。こちら側から言えることは楽しいというのがいちばんです。なりたいと思ったら、絶対になったほうがいい。『夢だけじゃ飯は食えん』と言う大人もいるかもしれません。でも、今のパティシエは、ただお菓子を作って販売するだけじゃありませんから。YouTubeで発信したり、デザインを考えたり、コンサルティングをしたり、そういうポジションで働いている人もいます。お菓子が作れると、色んなお仕事に繋がりますからね!」

 

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――― 製菓の専門校に入って良かったことは?

角島さん「私は、レコールバンタンの卒業生です。楽しかったことは、外部の企業さんとコラボレーションして商品開発をさせていただいたり、イベントで実際にお客様に販売させてもらえたりしたこと。講義にも、業界で活躍するインフルエンサーさんが多く来られるので、お話を聞ける機会も多いです!」

 

ネコノメさん「同じ業界の仲間ができるのが、マジで大きいです!違う業界の友だちに相談して伝わらないことも、同じ業界の仲間なら分かり合えますし。働きはじめて心細いときも、仲間がいると励まされますよ!」

 

――― 最後に、メッセージをお願いします。

角島さん「この仕事を誇りに思っているし、楽しんでいます。迷いや不安なところもあると思うけれど、レコールバンタンのスタッフさんに相談して解消してみて。やりたいな、と思ってもらえるのであれば、仲間として待っています。美味しいお菓子を作って、たくさんの人を幸せにしましょう!」

ネコノメさん「今日は来てくれてありがとうございました。パティシエになるのは楽しいよ!としか言えないです。本当に。お菓子作りが楽しいなら、絶対にやったほうがいい。楽しいことをやるために、楽しくないことをすることもあるかもしれません。友だちやレコールバンタンの人たちに相談してもいいです。一緒に頑張りましょう」。

 

若くして活躍をし続け、製菓の業界でも注目を集めるネコノメさん、角島さんからのメッセージに、参加されたみなさんもきっと励まされたはず。

飲食業界に興味がある人は、ぜひ今後のレコールバンタンのオープンキャンパスイベントをチェックしてみてくださいね!

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