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2019.08.07東京
デビュープロジェクト
「こんにちはー!水出しコーヒー、すぐにお出しできまーす!」と、道行く人たちに声をかけるバリスタの卵たち。
レコールバンタン・ボヌール校舎にて、神保町の人気店『GLITCH COFFEE&ROASTERS』様の豆を使った一日限定コーヒースタンドがオープン♪
▼GLITCH COFFEE&ROASTERS
その様子をレポートします。
気になるメニューはこの4種類。
◆ドリップ ホット 400円
◆ドリップ アイス 400円
◆水だしアイス 400円(こちらは、30杯限定!)
◆水だし3種飲み比べセット 500円
また、こだわりの豆は3種類からお選びいただくことができます。
エチオピア ナチュラル、エチオピア ウォッシュド、ケニア ウォッシュドです。
でも、コーヒー初心者にはそれぞれの違いが分かりにくい……ということで、レジを務める百崎さんが教えてくれました!
百崎さん 「エチオピア ナチュラルは、ベリーのような甘酸っぱさの中に赤ワインのようなコクのあるコーヒーです。エチオピア ウォッシュドは紅茶のような味わいが感じられます。アールグレイのようなフレーバーもお楽しみいただけます。ケニア ウォッシュドは、ドライトマトのようなフレーバーやジューシーさが特徴です」
ドリップのオーダーが入ると、お客さまの目の前でドリップしていくスタイル。
ちなみに、ドリップ ホットは、ドリップしたものをそのままホットの状態で。
ドリップ アイスは、ドリップで抽出したコーヒーを冷やして提供するということ!
テイクアウトされるお客さまも多かったですが、なかには校舎内1Fに設けたイートインスペースでゆっくりとコーヒーと、+100円で追加できるビスコッティを楽しまれていく方もいましたよ♪
また、スペースの奥ではドリップコーヒーセミナーが行われていました!
我こそは!と名乗り出たのが阿部さん。受講される方も一緒に淹れていきます。
阿部さん 「まず、30g注いで30秒になるまで待ちます。その50gを注いだら45秒になるまで待ちます。1分になったら、80g注ぎます……」と、何回にも分けて注いでいくことがポイント!
阿部さん 「お湯を、細く、ゆっくりと全体にまわしかけてください。これがおいしく抽出するコツです」
最後に、ポットの中にたまったコーヒーを軽く混ぜましょう。これは、抽出したタイミングごとに層になっている"濃度の違うコーヒー"を均一にするためです。
阿部さん 「ドリップに大切なのは時間と、g数を正確に『はかる』こと。手間をかければ、それだけ美味しいものができます」と、アドバイス。
……と、そこへGLITCH COFFEE&ROASTERS小坂田講師の姿が!
実は、テイスティングとお店の評価をしに、忙しい合間をぬってお越しくださったんです。
オーダーしてから、接客担当の学生と会話する小坂田講師。
イートインスペースで全種類のメニューを堪能していました。
全体の印象をうかがうと……
小坂田講師 「スタッフが緊張している、というのは感じますね。学生だから、キャピキャピ感みたいなものがもっとあってもいいんじゃないかなと。いい意味で、みんな真面目ですね。味はおいしく仕上がっていると思いますので、これからは人を惹き付けるトーク力や明るさをもっと出していけるといいですね!」と、アドバイスしました。
その頃、外のカウンターでは……ランチ後のお客さんで大賑わい!
一気に入る注文にも、焦らず、的確に提供していく姿が見られました。
実習を通して、学生たちは何を感じたのでしょう?
堀口さん 「授業では、これまで浅煎りの豆を扱うことはなかったのですが、今回のプロジェクトを通して浅煎りへの理解が深まったと思います。オペレーションまで細かく調整してきませんでしたが、当日に動線を確認した割には、まずまず動けたと思います」
嶋さん 「ドリップコーヒーの味がなかなか安定しなかったんですが、練習してからは味がブレなくなりました。また、イートインで飲まれているお客さまの反応がダイレクトに感じられるのも嬉しいです」と、笑顔を見せてくれました。
浅煎りやドリップへの理解が深まっただけでなく、対面でおいしいコーヒーをスピーディに提供していく大変さも、楽しさも感じられたようです!