夏休み特別授業!韓国料理ウィークをレポート

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2020.08.29大阪

授業/特別講師/講演会

こんにちは。レコールバンタン大阪校です。

今回は、特別授業「世界を旅するプレート」として企画した、韓国料理ウィークの模様を紹介します。

 

新型コロナウイルスの影響で、お出掛けする機会がめっきり減ってしまった昨今。

そこで、みんなが大好きな韓国料理を作って、その魅力を再確認しよう!というのが、企画の趣旨です。

 

 

 

 

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8月24日(月)に行われた授業に参加したのは、専門部の生徒達。

応募した理由をたずねると、「自分で作る機会が少ない韓国料理に挑戦したかった」、「韓国料理が大好きなので、参加するしかないと思った」など、熱い答えが返ってきました。

改めて、韓国料理の人気を実感しますね!

 

講師を務めてくださったのは、韓国料理研究家の禹 善姫(ウ ソニ)先生。

ソニ先生は、「韓国料理教室manna」を主宰。本格的な韓国の宮廷料理や家庭料理を多くの人に知ってもらうため、幅広く活動されています。

「レコールバンタンさんで講師をさせてもらうのは初めてなので、気合いが入ります」と、初めにソニ先生はお話しされました。

 

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今回チャレンジするのは、きゅうりとトマトのネンクッ(冷汁)、キンパプ、ヤンニョンチキンの3品。

どれも事前に行ったアンケートで人気が高かったメニューです。

 

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1品目は、きゅうりとトマトのネンクッ。

「ヤンニョンチキンがこってり系なので、サッパリした冷汁で全体のバランスを取りました」と、ソニ先生。

まずは、先生がデモンストレーションをしながら、料理のポイントをアドバイスします。

生徒達は、手際良く下ごしらえをする先生の動きに圧倒(?)されながらも、話を聞き逃さないよう、真剣に聞いていました。

 

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デモンストレーションが終わると、いよいよ実践です。

4人ずつ3つのチームに分かれて、調理スタート。

メンバー同士で話し合い、役割分担をして取りかかります。普段から仲が良いレコールバンタン生ならではのチームワークですね。

 

生徒達は先生のアドバイスに従って、きゅうりを細かく千切りにするなど、ネンクッをテキパキと作っていきます。

 

ネンクッを調理し終えると、冷やすため冷蔵庫に入れ、2品目のキンパプ作りに移ります。

キンパプは、韓国の家庭料理の定番の海苔巻きです。

「さまざまなバリエーションがありますが、今回は家庭の味を意識して、牛肉、カニカマ、玉子焼き、人参ナムル、韓国おでんなどを使ったオーソドックスなレシピを用意しました」と、ソニ先生が説明します。

 

上手に作るポイントは、海苔の上にご飯を均等に敷きつめる、具材をバランス良くのせる、バラバラにならないようにしっかり巻くことだそうです。

 

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でもこれが、なかなかむずかしい様子。

具材をのせ過ぎて巻く時にあふれてきたり、巻きが弱くて巻いた後にバラけてしまったり、といった光景が見られました。

すると、ソニ先生とアシスタント役の先生が厨房をまわってアドバイスしていきます。

こうしたきめ細かい指導ができるのも、少人数制のレコールバンタンの特長のひとつです。

 

いよいよ、ラストはヤンニョンチキン作り。ヤンニョンチキンの決め手はソースだとソニ先生は話します。「ソースはレシピを作る人によって大きく異なります。私も試行錯誤を繰り返し、納得のいくレシピを作ることができました」とのことでした。

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そんな先生の自信作の中から今回は、コチュジャンソース、カンジャン(醤油)レモンソース、ハニーマスタードソースの3種類をレクチャーしていただきました。

 

その後チーム内でチキン担当、ソース担当に分かれて調理開始です。

 

生徒達は、手際よく進めソースを完成させます。しかし、もうひとつ大切なポイントを忘れてはいけません。それは、揚げたてのチキンのサクサク感をキープすること。

ソニ先生によると、少し熱を逃がしてから、チキンにソースをあえるのがコツだそうです。そうすればおいしさがグッとアップするため、生徒達もバッチリ覚えたことでしょう。

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3品すべて完成させた後は盛りつけて、実食タイムです。

生徒達は一瞬「うまく作れたかな?」という表情を浮かべた後、一口食べてすぐに笑顔になりました。

「想像以上においしい」、「韓国料理の味つけは他でも使えそう」、「またチャレンジしたい」と、手応えがあったようです。

 

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最後に、ソニ先生から「今回取り上げたメニューは、韓国料理のいろはの“い”。どんなジャンルの料理でも言えることですが、まず基本をおさえた上で、自分なりにアレンジしてほしいと思います」と、エールをいただきました。

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ソニ先生、ありがとうございました!

 

 

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