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2016.11.13東京
イベント授業/特別講師/講演会デビュープロジェクトフードコーディネーター実践プログラム
ここは、恵比寿にあるレコールバンタン ボヌール校舎。
2Fのキッチンでは、フードコーディネーター専攻の学生たちが真剣な顔で調理をしていました!
何を作っているのでしょう?

学生「私の担当はイエロー。これまでに習ってきたレシピをもとに、担当の色をイメージしたレシピを考えました」
リゾットの味を整えて、甘みの強いバターナッツかぼちゃを入れて……。
お鍋の中で、おいしそうな「イエロー」のメニューができあがっていきます。

もうすぐ、「Tasting Party」が始まります!
学生たちが考えた「色」をイメージさせる料理を、お客さまに提供します。


今回は2部制で、15名のご予約をいただきました。
ただいま12:30。あと30分で開店ということで、直前までテーブルをセッティングしたり、レジを作ったりと大忙し。

13:00。
第一部スタートです!!
「こんにちはー!」と、元気よく挨拶する学生たち。

それでは、今日のメニューをご紹介しましょう!
クリーミーな「カボチャのクリームリゾット」

虹色の具をはさんだ「レインボーサンドウィッチ」

「ケールのパンケーキ」には、スモークサーモンとワカモレ、ベビーリーフを添えて

オレンジの甘みとビネガーがアクセントの「ゴマサバのエスカベッシュ」

お米でとろみをつけた「ビーツの冷たいポタージュ」

たっぷり野菜と赤いラビオリが入った「真っ赤なミネストローネ」

かぼちゃペーストが入った「かぼちゃハンバーグ」には、ワインをきかせたソースと共に。

中に入っているきのこも白い「きのこドリア」

生クリームを多めにして口溶けの良い「なめらか黒ごまプリン」

色合いが鮮やかな「紫芋の二層のレアチーズケーキ」の、全10品です。

立食式ですが、これだけいただけてお値段は、なんと!500円!
角田さん「サバがめっちゃ好きで、このメニューを考えました。
朝の仕込みでは8匹のサバをさばき、骨抜きもしています。
細かい作業が多く大変でしたが、身がしっとりしていておいしいと思います」と自信をのぞかせます。

内山さん「きのこのドリアを作りました。白がテーマなので、中のきのこも白いものを選びました。
焼き上げるときに焦げ目をつけないようにするのが難しかったです」

石井さん「色を綺麗に出したかったのでベイクドではなく、レアチーズケーキにしました。
下の層がピンク色なのは、レモン汁とクリームチーズを加えているから。紫芋の色だけで、二層の異なる色を作っています」
と、それぞれにこだわりがある様子!

お客さんは、お食事中もみんな笑顔。
「おいしかったよ〜!」「ごちそうさまでした」
と、大満足のお声をいただきました。

第一部を終えて、ここで問題点を発見!
最初のコーナーにスープを並べていたため、お客さまがお皿の上にスープカップをのせてしまい、結果的に他のお料理をのせるスペースが足りないという事態を招いていました。
「第二部では、最初にスープではなく、別のメニューをおこう」とすぐに改善!

続いては14時からの回です。
お料理の補充だけでなく、接客する余裕もでてきて、とてもいい雰囲気!
友だちや家族を招待した学生は、料理の感想も聞いていましたよ。

サポートしてくださったふたりの講師の方々からは、こんなアドバイスが。
興梠講師「このクラスに、チームワークがいいですね。でも、本番前にオペレーションの練習ができていたら、なお良かったですね」
川崎講師「ひとり一個メニューを考えて、形になったのは良かったです。フードコーディネーターのお仕事は、料理の演出はもちろん、イベントでのケータリングなどを求められることも多いので、お店の現場を体験することはとても大事。キッチンもホールも、どちらも学べるいい機会だと思います」

実際にお客さまにご提供することで、現場でしか得られない学びを得られたようです!






